診療内容

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診療内容

当精神科病院で扱う、病気や障害について簡単に紹介します。

うつ病

特に原因なく、あるいは何かのきっかけから、気力が低下し、疲れやすく、喜び楽しみの感情が失われていきます。悲観的になり、絶望感が強くなり死を意識することもしばしばおきます。
また不眠や食欲の低下も見られます。
その人にあった抗うつ剤の選択と調整により大半の方が数週間で改善していきます。

うつ病に良く似た「うつ状態」は様々なストレスで起こります。
薬もある程度有効ですが精神療法(カウンセリング)や生活改善が必要となることもあります。
醍醐病院では、一般外来でのカウンセリングの他、入院ベースのストレスケアユニットを提供します。

躁うつ病

躁とうつの両方の時期があり、病気を繰り返す傾向があります。
躁のときは、眠らなくても元気いっぱいで疲れを感じにくく、よく喋り、気が大きくなったり、怒りっぽくなったりします。
継続的な薬(感情調整剤)の服用で症状は安定し、再発を防ぐことができます。

物忘れ・認知症

認知症とは、脳血管疾患やアルツハイマー病などの疾患が原因で脳の細胞が損傷を受け、その結果、数分前の出来事も思い出せない、新しいことを憶えられない、
日付・曜日や場所がわからない、言葉がなかなか出てこない、道具を上手く使えないなど、頭の働きが低下して日常生活に支障をきたすようになった状態のことをいいます。
老年期(65歳以上)の認知症の原因として、アルツハイマー病が最も多いのですが、その他にも脳血管障害による認知症やレビー小体型認知症などがあります。

こどもの相談【専門外来】

こどもの相談

7歳~17歳までのお子様に、専門的な治療を行っております。
毎週火曜・金曜に13:45〜15:30に、専門外来を設けております。
診察のご希望の方は、まずお電話等で初診(8:45~11:45)のご予約をお願いいたします。

※現在、平成28年9月より月1枠のご予約をお受けしております。
 詳しくはお電話にてお問い合わせください。

不安障害

以前は神経症と呼ばれた、不安や恐怖感を主な症状とする以下のような病気の総称です。抗うつ薬、抗不安薬などの薬物療法や、認知行動療法等にて治療を行います。

(1)パニック障害

突然不安や、恐怖感の発作が起きる病気です。
発作の起きる場所は電車やエレベーターの中のような逃げ場のない場所が普通ですが、睡眠中の発作もあります。
薬により発作を減らすことができます。

(2)強迫性障害【専門外来】

不安を起こすような考え(強迫思考)が湧き上がって止められないため、不安を抑えるような行動(強迫行動・強迫儀式)を止められなくなるものです。ガスや戸締りの確認癖、手洗いが止められない洗浄強迫、質問癖、何でも数えないと気がすまないなどがあります。

(3)社会不安障害

人前で話をしたり、見知らぬ人に接する際に、赤面や動悸、冷や汗、手の震えなどの不快な症状が生じ苦痛を感じます。
そのために人付き合いをさけ、職場や学校などに行きにくくなります。

統合失調症

発病から長い年月をかけて、社会生活に困難を生じていく病気です。
ご自分の病気が自覚できない方が多くおられます。

しばしば被害妄想や幻聴が出現し、これが目に付く唯一の症状のこともあります。
早期薬物治療と治療の継続により進行と悪化を防止することができ、大部分の患者さんでは社会生活を維持することができます。

また、デイケア、作業療法、SST、認知リハビリテーションプログラムを提供し、社会復帰を更にサポートします。

心身症

身体の病気ですが、その発症や経過に精神的ストレスが大きく影響するとされている状態です。
過敏性腸症候群、ぜん息、胃潰瘍、高血圧、糖尿病等が代表的な疾患であるとされています。内科的治療に加え、精神科的な治療を併用することで、病状の改善が期待されます。
特に過敏性腸症候群には認知行動療法が有効であると言われています。

人格障害

主として対人関係を中心として、認知および行動の傾向に偏りがあり、これが長期に続くものです。反社会的人格障害、自己愛性人格障害、境界性人格障害、依存性人格障害などがあります。

このうち境界性人格障害(ボーダーライン・パーソナリティ)は、対人関係と自己評価が、好き⇔嫌い、尊敬すべき⇔非難すべき、といった2つの極の間で短期間に揺れ動き、安定しないものです。
情緒不安定性人格障害とも呼ばれます。

突発的に自傷行為や暴力行為に出ることがあります。
自ら治療を求めて精神科に受診する方も多く、治療には年月がかかりますが、認知行動療法が有効であると言われています。

離人症性障害

離人症というのは周囲の出来事や人々、自分自身に対して現実感がなくなり、夢の中にいるような奇妙な感じに襲われる症状です。一時的なものもありますが生涯にわたって続く慢性離人症もあります。

慢性離人症はこれまで治療不能と言われてきましたが、最近ではいくつかの施設で治療が試みられています。我々はこの慢性離人症に対し1か月間のストレスケア病棟での入院治療を行っています。

アルコール・薬物依存

薬物を止められなくなる(依存)、使用中止による精神症状(離脱症状)があります。症状は薬物により異なります。

一般的には精神療法、集団療法、自助グループなどが行われています。